おはようございます
おサボりしてましたが、ようやく書き始めるそうです←

実は残すところあと2頭でして、その8までの記事はnoteに書いていたりします。(※既に満口のステラリードの20,アスカビレンの20,キョウエイカルラの20は割愛しております)

ので、最後まで書き切りましたら、まとめ記事(URL貼っつけるだけ)を1つこそっとUPしますので、そうゆうことでよろしくお願い致します。

さて、それではいつもの書式に則ってやっていきましょう。
ただまぁいつも言いますが、広尾に関しては公式たるAyaseさんの評価なんかを参考にされると良いのでは…?と思ったりしております。

はい、余談は置いといてやって参りましょう。

ゴッドフロアーの2020
 父ダンカーク
 母父ハーツクライ
栗東・松永幹夫厩舎 1,600万円 2/26生まれ
新ひだか・木村秀則牧場
体高----、胸囲----、管囲----、体重---

コメント
【基礎情報】
Mr.Prospector 5×5のクロス持ちで母10時の2番仔。
空胎明け。プラスビタールスピード遺伝子検査はC.Cです。

【兄弟】
初仔のゴッドシエル(父エピファネイア)も広尾募集で結果は少し厳しいことになってしまいましたね。
兄の分も頑張って欲しいところです。

【ファミリーライン】
広尾民に取ってはお馴染みのウェルシュステラ一族で、ステラリードにレトロクラシックに当馬の母であるゴッドシエル、そしてシーザライトまでも木村牧場さんで繁殖入りしていて、この一族の血脈が4頭もいるわけですね。
ステラリードが繁殖としても成功していますし、相当思い入れの強い牝系なのでしょうね。

閑話休題。

5代母のWelsh Flameから行きましょう。
長くなるので駆け足気味に行きます。

初仔Fruitionからは直仔に5戦5勝GⅢ2勝のKneller,通算10勝で3000m以上の重賞2勝のGreat Marquess,BCターフ含む芝2400でGⅠ2勝のNorthern Spur。
子孫にも、
Fruition→Deloraine→Charm the StarsがGBでGⅢ勝
→Tamarino→Danalaga→モアザンセイクリッドがNZでGⅠ勝ち。現在はノーザンファームで繁殖入り
と超一流の牝系を築き上げています。

3番仔Flame of TaraはGⅡ2勝、GⅢ 1勝、GⅠ英チャンピオンS2着の実績馬。
繁殖としても牝馬でありながら愛ダービーを制したSalsabil(通算GⅠ5勝)にGIセントジェイムスパレスを制し、英ダービー2着の実績もあるMarju
重賞ならGⅢを制したDanse RoyalにFlame of Athens
孫世代以下からもパッと確認した感じで4頭以上の重賞勝ち馬を出していますし、非常に優秀。ひ孫世代も言わずもがな。

まぁなんだかそんなとんでもお母さんで、
直系にあたるWelsh Love(4代母)からはSecond Empireが仏のグランクリテウムを勝って愛2歳チャンピオンに選出された他、重賞勝ち馬1頭、Listed勝ち3頭

孫世代にも北海道スプリントを制したメイショウアイアンにローズS4着のヒカルキドウセイ。

祖母ウェルシュステラは広尾の前身であるサウスニアで募集されたわけですが、この血に目をつけての輸入だったのかもしれないですね。(当時を存じ上げないので、推測になってるのはすみません)

そこから実際にステラリードが出て函館2歳Sを制し
そのステラリードからパラスアテナ、カイザーノヴァ、キングエルメスと今の広尾を支える3頭の仔が出ているわけですし、結果的には大成功ですよね。

まぁそんな海外の名牝系であり、広尾の屋台骨の一族
そうゆう認識で良いのかな?というように思います。

【5代血統表等から一言】
血統分析的なものは広尾さんのHPやAyaseさんnoteにありますが、少し違った観点からこの仔を捉えてみようと思います。
それは、ダンカークってどんなお母さんと相性が良いのか。という話。

まずはダンカーク産駒の賞金獲得順上位10頭を見ると、20頭中15頭がサンデーサイレンスの血を持っています。中でもフジキセキが相性いい感じですね。

持たない5頭は、広尾が産んだ芦毛の怪物グランソヴァールにファンタネットポー(ベストウォーリア半妹)、ショウナンガナドル、タマモキャペリン、グレースゼットまで。

特徴としてはアメリカ由来のスピードタイプの血を持つことで、Storm Cat,Mr.Prospector,Danzig,Nureyev,In Realityあたり。
また、サンデー+Storm Cat,サンデー+Robertのような組み合わせも見かけることも多かったので、
この組み合わせにも留意したいところ。

さて、当馬はといえばですが
サンデーサイレンス持ちなのは言わずもがなで、
加えて母母父のZafonicがMr.Prospectorを持つという点は心強いですね。

公式に記載の内容で言えば、ハーツクライ×Unbridled's Song(スワーヴリチャードなど)の逆応用ということですから、
その観点で言えば母系にいるSadler's Wellsと合わせて芝向きの配合(最悪ダートで潰しが効く)
みたいなところを狙っているのかもしれないですね。

懸念材料としては、今のところ、ダンカーク×ハーツクライによる組み合わせが結果を残せていないところで。
数字を出すと、中央地方合わせて5頭デビューで勝ち上がりは2頭ですが、中央では掲示板成績0という現実。ここがどうなるか。
サンデー系の中でもフジキセキ系と相性が良かったり、アメリカのスピード系の血を包括する血と相性が良いという点から考えると、もしかするとハーツクライはやや重たくなるのかも知れないですね。

まぁ…Sample数が少ないので、全く関係ない可能性もありますけれども笑

【おまけ:写真・動画チェック】
------------------------------------------------------------
最新、10/1の写真なんかを見ると、
背中から腰にかけてのラインは良く見えますよね
また、スタイル的にも幅があり大きなストライドで走ることができるならば中長距離で活躍してくれそう
 ※ミスタチオン遺伝子はC.Cなので節穴っぽいですね笑

当たり前のことながら、お腹周りはまだボテっとしていますし、前脚の発達はまだまだこれからと思いますので、サラブレッドの体型にはなり切れていないですが、これから鍛えて行った時の完成系の姿が楽しみです。

動画をチェックすると
7/9の動画ではチャキチャキっと動く足捌きから運動神経を感じさせる一方で、まだ首が使えていなかったり体を小さく見せたりと子供感が強かったんですよね

直近10/1の動画と比較すると体の成長度合いは一目瞭然で、かなり馬体を大きく見せるようになってきました。一方で7月に見せていたスピード感みたいなものは少しなくなっていて、調教を重ねる中で
あのスピード感が戻ってくるなら遺伝子型含めなかなか面白そうな仔に育ちそうだなぁという印象。

追加募集の後はわからないですが
現時点ならまだまだ様子見できそうな印象ですし、更なる成長を見届けてから出資するか否かは見極めていきたいところですね。
------------------------------------------------------------

はい、本日は以上です!

自分のプライベートでのアクシデントなんかもあり、少しゆっくりめな更新となってしまいましたが、とりあえず今日の分として。 

明日からも頻度はやや下がるかもしれませんが、引き続き更新して参りますので、宜しくお願い致します。