おはようございます
どうもこんばんは、遅刻挽回に向けて頑張ってます←

広尾さんの21年度募集馬の1頭目がこの仔。
もはやニックスと言えそうな矢作先生×広尾サラブレッドクラブの組み合わせ。
なんというか、もう矢作先生しゅごい。

金額云々物議を醸しておりますが、ここではそこに触れません笑
高いか安いかは、個々人の予算制約線に対して、その馬に感じる魅力(=価値≒価格)によって決まるものですからね。

うん、まぁ…私は初見で高いと思いましたよ?笑

余談は置いといて、早速始めていきたいと思います。
それでは本日もよろしくお願い致します。

ステラエージェントの2020
 父Gun Runner
 母父More than Ready
栗東・矢作芳人厩舎 9,000万円 4/23生まれ
浦賀・三嶋牧場
体高---、胸囲---、管囲--.-、体重--- (--,--.--)

コメント
【基礎情報】
Fappiano 5×5,Mr.Prospector 5×5のクロス持ちで母5時の初仔。
プラスビタールスピード遺伝子検査はT.Tです。

【兄弟】
なし。

【ファミリーライン】
持ち込み繁殖とかわかんねーよ、どーすんだよ…
とか思ってたんですが
これだけ長いことやってますと相応にストックも溜まっているもの。
まさかのヒットしました。
この一族は、YGGさん募集のラペーシュの20で紹介したCinegitaから連なる牝系に属していて
そのCinegitaが5代母ということになります。

Cinegitaのファミリーラインは以下を参照のこと。

この記事でも紹介しているStarlet Stormがこの仔の4代母に当たるのですが、
このStarlet StormはStorm Bird × SecretariatでStorm Catの3/4同血なんだとか。

そりゃあ繁殖として優秀ですよね。みたいなね。
 ※名馬であり名牝フランダースを産み、孫にはバトルプランとサーフサイド姉弟。

そんな血をボトムラインに持つのがこのステラエージェントですから、期待はしたくなる一族である、と定義つけることができそうです。

【5代血統表等から一言】
Gun Runnerというお父さんの成績等については
キャロット募集時に軽く触れてますのでそちらを参考に。


その記事の中で、
判断には時期尚早ですが、アメリカの最高峰のレースを制したその実力からアメリカの次期種牡馬のエース認定される可能性もあり、ある意味そうなる前に募集にかかったのは陣営の先見の明
とかなんとかキャロットのこと褒めてるんですよね。
本当にそうなりそうな勢いなんですよ。
私、すごいじゃん(違

はい、話を戻して笑

Gun Runner産駒の日本における活躍パターンはまだ分かりませんが、日本ではフィドゥーシア(Medaglia d'Olo × ビリーヴ)の産駒、グランプアロウソが新馬勝ち。
アメリカでは何と言ってもEcho Zuluでしょうね。
いきなり無敗でBCジュベナイルフィリーズを含むGI3連勝。新馬から合わせて4戦で2着につけた着差は合計21馬身。
マルゼンスキーかな?

繁殖の父として、一発屋かと言うとそうではなく、既にGI馬が2頭、重賞勝ち4頭らしいです。(netkeibaの掲示板から確認しました笑)
やー、化け物。

そんな化け物繁殖の相手に選ばれたステラエージェントを血統分解していくと、More Than Ready × Medaglia d'Oloの血統構成。

More Than ReadyはHalo系ですから、サンデーサイレンスと同じ土台に立ったお父さんで(暴論ですが、お許しください)、これってグランパアロウソとほぼ同じなのかな?と。

となれば、日本でもしっかり"芝で"結果が出た組み合わせだ、ということが非常にポイントになってくると思っています。

もう少し分解を進めます。

Gun Runnerの父Candy RideはNasrullah,Princequillo,Wild Riskと言ったスピードや切れ味を強化した配合構成になっていて、Gun Runnerの母Quiet GiantもNasrullahとPrincequillo偏重。(母方はHyperionも少し持ってます)

そして、母ステラエージェントを分解しても同じようにNasrullahとPrincequillo偏重な様子が見て取れる血統構成になっていて、Gun Runnerの持つStorm Catとステラエージェントの持つStarlet Stormが相似クロスの関係性。
他にもいろいろ同じ名前が出てくるんですが、その辺は割愛。

もちろん細かいところでは違うんですけど、ざっくりGun Runner的な要素を強めたお馬さんに出てくるのかなぁ?と。
本当はサンデーサイレンスが欲しいですが、祖を同じくするサザンヘイローで代用が効けば芝で走れても…?と思ったりしていて。

懸念材料は初仔故のサイズ感がどの程度出てくるか、ということでしょうね。
特にダートに出るんだとしたら尚のこと。

動画の動きは正直ベースでNo.1で好みに近く、
この仔がお求めやすい価格ならまぁそれはそれは多数口行きたかったですよ、みたいなお馬さん。
馬体の感じからは芝でやれても良さそうな感覚を受けますから、それがこれからの成長過程でも変わらないことを願うばかりですので、この価格になったことにより様子見できたら嬉しいですね。という感覚。


最低限1/1000口にはしたい病気持ちな私にとっては10万円近い出費が約束されてしまったお馬さんだということから少し悩みはしていますが
矢作先生だろうがそうじゃなかろうが
いいお馬さんなのは間違いないと思っていますので予算ないしポイントが現実に追いついた時に私は検討を開始したいと思っております。

はい、以上ですね。

1日の遅れは解消しましたが、まだまだ金曜までに全馬、というスピード感にはまだまだですので、なんとか追いつくようにやっていきたいと思います。

引き続き宜しくお願い致します!