おはようございます

はい、もうタイトルからあれなんですが
遂に、遂にです。

シルクから始まった勝手に募集馬検討に一区切りなんです。(友駿募集馬から全力で目を背けながら話をしております←)

ということで、元々このブログでやりたかったことに戻りましょう、と。
そんなお気持ちをここに表明させていただくとともに

先週のドライスタウトくんから始まったあっしー厩舎多頭出し週間(週に2頭出てたらもう多頭出しって言っていいよね…え?違う…?嫌です、言い張ります。)

ということで、今週は4日間に分けて出資馬のレース振り返りをしたいな、と。
思ってたら月曜は仕事、火曜は睡眠で潰れてましてはやくも水曜日←

ということで、こんな予定で行きたいな、と。

水曜:ドライスタウトくん&ドグマくん
木曜:リンドラゴくん&風月無辺姫
金曜:キャットウォークくん

加えて、当厩舎の所属馬の近況報告もしていきたいなー、と。

来週にはまた友駿さんの募集馬見解も書いていくと思いますので、そちらもまたご覧いただけたら嬉しく思います。

ということで、です。

まずは1頭目。
そして、多分この連載のテンションのピークはここです←

そう、新馬戦がハイレベルであることが最近判明しつつあるドライスタウトくんの2戦目。

ドライスタウトくんは例の放送の前に出資を決めて、入会手続き終わったら2口目入れようとしてたんですが、脅威の末脚で満口になってしまったお馬さん←

いや、2口行きたかった…笑

まぁそれはそれとして、レースを振り返りましょう。

11/13(土) 東京9R オキザリス賞
2枠3番 ドライスタウト​ (戸崎圭太騎手) 3番人気

人気は、今やダートに出てたら必ず人気になってしまうAmerican Pharoah産駒のコンクパールが1人気。
2番人気が新馬戦で3馬身差の圧勝→負かした相手(ライヴサファイア)が次走2馬身差の完勝で強さが浮き上がっていたタヤスゴールド。
彼らに続いての3人気がドライスタウトくん。というのが戦前の評価だったということですね。

ただ、それ以下にも新馬戦7馬身差で勝ち上がったインコントラーレや、これまた負かした相手が次に圧勝して中穴人気していたヴァルツァーシャル。
サンビスタの産駒ということで血統面からも中穴人気していたジレトールなど、役者の揃った感の強いレースだったと思います。

それでは、レース回顧。
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正直ベースで言えば、成長途上というかまだまだ奥があるよね、というように私には見えていて
この中での横比較なら上位なんだけど、ドライスタウトくん自身はまだまだよくなるよ?みたいなそんな感覚で。
個人的な見立てでは、馬体の完成度と出来なら2.ヴァルツァーシャルがNo.1で、穴目で馬体は未完成ですが、13.カセノダンサーも体調は良さそう
その他、5,10,11,14あたりもよく見えて。
ということで、それなりにレベルの高そうな1戦だなぁ、と。
ただ、その中に入ってもドライスタウトくんは見劣りはしてないな、と思ったりもしていて。
はい、馬券しこたま買いました←

さて、レースです。

スタートは並程度でしたね。
いいメンバーも揃ってましたし、さすがに新馬勝ちをしてきたメンバーですからスタートは他馬の方が良かったと言って良さそうですね。
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内枠でこのスタートなら中断待機になるかな?届くとかならいいな、とか思ってたんですが、この馬は基礎スピードが本当に高いですね。

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スタートして100m行かないくらいで既に先頭集団に取りついていました。

戸崎騎手も、決してゴリゴリに押していたわけではないので、この時点でもしかすると…?という期待を持って見ることができましたね。

ただ、やはり若駒戦。
競馬というものの難しさを実感した1年でしたから
このまますんなり行くわけがない
という気持ちのもと、レースを眺めていると

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スタートを失敗した5.タヤスゴールドが猛スピードで馬群を縫って進軍開始。
最後は前を走るショウナンワオンにぶつからんばかりの勢いで思いっきり手綱を引いています。

すると、当然ながら馬は掛かるんですね。

そして、その時、隣にいたのが我が愛馬ドライスタウトくん。
せめて追い抜いてからだったら良かったんですがよりによって隣で掛かっていきたい馬がいる状態。

大丈夫かなぁ…なんて見ていたら
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案の定、前に行きたがる素振りを見せるドライスタウトくんと宥めるよう必死に手綱を抑える戸崎騎手の姿が。

おうふ…とか思いながらなんとか落ち着いてくれよ…とか見てたんですが、ドライスタウトくんの優秀さを思い知らされることに。

第3コーナー入り口付近のパトロールビデオがこちら
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ビタッと完璧に折り合ってるんですね。
少し外にいる5.タヤスゴールドはまだ騎手と喧嘩している感じ。

外にテンション高い馬がいて、釣られそうになっても鞍上の指示に応えてすぐさま折り合う。

あらやだ、この子とっても賢いわ…きっと私に似たのね🥰
これがもし人間のお子様であれば、きっと家庭内でこんな会話が繰り広げられていたに違いありません。

はい、余談はさておき。

テレビの映像だとドライスタウトくんが少し反応したあたりで後続を映しにいっていたんですよ。
そして、カメラが前に戻った時、ビッタビタに折り合ってるドライスタウトくん見つける、という。

そんな世紀のマジックショーを見せつけられて直線。
コーナー出口でまたしても私たちはこの子の良さを知ることになるのです。

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赤色がドライスタウトくんなんですけど、
目の前に空馬が走っていて完全に壁になってるんですよね。
目の前を走るのはインに入れても空馬と逃げ馬に挟まれる可能性がありましたし、そもそもがハイペースで垂れてくる可能性もあり。

横には4.クロジシジョーががっつり進路を確保していていく場所がないかにも思えたんですがね。

その直後のシーンがこちら。
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戸崎さんが完全に横を見てるんですよね。
要するに、空馬の外に出すべく隣の馬とドライスタウトくんの脚色を測ってるんですね。(たぶん)

で、その直後。たった一鞭いれる間の出来事でした。
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隣を走るクロジシジョーをパワーで弾いて敢然と進路を確保します。
一つ前のシーンで横山武騎手が乗るダンスウィズジョイが外に寄れていて、クロジシジョーが外に出られるスペースがあったのも功を奏した感じもありますが、先程のコーナーシーンの件も含めてとにかく操縦性が高い。
ドライスタウトくんの魅力・強みの一つでしょうね。

ここから先はもうね、皆さまご存知の通りドライスタウトくんの独壇場。

残り400m
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空馬をしっかり交わして追撃体制を整えるドライスタウトくん

残り300m
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4.クロジシジョーを競り落とし、先頭を駆ける1.インコントラーレを捉えるドライスタウトくん
残り200m
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1.インコントラーレを競り落とし、あとはどこまで引き離すか、という体制になったドライスタウトくん
そして、5馬身の大差をつけてゴール
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そのレースぶりは本当にいつも驚かせてくれますね。

ただまぁ、本当に出資者の皆さまが驚いたというか喜んだのはこのあとなんだと思うのですよね。

走破タイムとレースラップ

走破タイム…1.23.4
レースラップ…12.1-11.0-11.9-11.9-12.0-12.0-12.5
ドライスタウトくんの上がり3F…35.9

どのレースかは後ほどお伝えしますが、比較対象として今開催とある東京ダート1400のラップタイム

走破タイム…1.23.7
レースラップ…12.5-11.2-11.9-12.0-11.9-12.0-12.2
勝ち馬の上がり3Fタイム…36.1(脚質逃げ)

比較対象に挙げたレースは、スタートの入りが少し緩やかで、その分前にいた馬が残せる脚が多く上がり3Fが早い、というラップ構成。

ほぼニアリーなこの2つのレース。
比較対象にしたのは11/21の霜月S(古馬OP)です。

もちろん斤量差などもありますが
ドライスタウトくんは現時点で古馬OPクラスと同等のタイムで走り得る能力を有していることになるわけです。

化け物かな?
ちょっと正直に出資馬ながらに驚きを隠せない状態です。いい馬だと思ってYGGさん入会を決めましたけど、まさかこんなにいいとは…。

まだまだ若駒ですし、もちろん懸念材料がないわけではないんです。
ドライスタウトくんのレースゴールシーン
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残り200m付近では、1.インコントラーレの横につけて内から3頭目くらいを走ってたんですが、少しずつ外にいってるんですね。

スタミナ切れで寄れて外…と言った感じではなかったように動画からは見ていましたが、
元々、DDSP(若駒特有の喉なり症状)持ちのドライスタウトくんにとっては少し距離の壁が出つつあるのかもしれないですね。
とは言えです。
2歳1勝クラスで、古馬OPクラスのタイムと同等以上のレースを見せてくれるドライスタウトくん。

これはもしやあっしー厩舎に初の重賞タイトルを齎せてくれるレベルの名馬誕生の予感…?

今のうちにたくさん喜んでおきたいと思います笑

なお、この後は12/15の全日本2歳優駿に出走したい方針だそうですが、11/25の兵庫ジュニアグランプリの結果次第で非常に厳しい抽選になる可能性が高いそうで。

牧浦先生はダート路線で行くので芝への転戦はしないと明言されていますし、除外になったら年明けまで回避濃厚。

いい勝負ができると信じていますし、なんとか滑り込んでもらいたいな、と思っています。

はい、本日のメインは以上です。

いつものごとく、レースチェック馬を挙げるなら人気しちゃいますけど1.インコントラーレ。
そのスタートセンスと空馬に絡まれ厳しいレースラップを刻みつつも2着に残した粘りは好評価。
小回りコースの内枠で逃げたら残してくれそうですし、中京コースで内枠とか引けたら楽しみは大きいですね。

そして上がり最速を記録し2着に迫った2.ヴァルツァーシャル。この馬も霜月Sの上がり最速を記録したプルデプスリーダー(2着)と上がり3Fは同タイム。
走破タイムこそ0.4秒差がありますが、
ヴァルツァーシャルが55.0Kg,プルデプスリーダーが54.0と考えれば
この子も古馬の2,3勝クラスの実力は有していそうで、次走大馬鹿なら巻き返し必須。
馬券的な楽しみはこちらですかね。

13.カセノダンサーは馬体に身が入ってきたらいいお馬さんになりそうなので、今回の落馬暴走が悪い方向に出ないのを祈りたいです。

今日はもう1本
ドグマくんの記事をUP予定で、いけたら更にもう1本、あっしー厩舎のお馬さん情報を掲載したいな、と。

初の特別戦勝利、持ち馬初の2勝目に(私が勝手に)沸いた13日の土曜日。
馬券的にも美味しいところを取らせてもらって感謝しかないです。
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ごめんなさい、最後のはちょっとした自慢でした笑
パドックでよく見えた2頭と上位人気に流しただけの馬券。実は1と2を買い間違えてのラッキーパンチなんですが、それは内緒です笑

はい、それではこの辺で!
引き続き、あっしー厩舎のお馬さん応援のほど、よろしくお願い致します!