おはようございます

お正月が終わると仕事
誰がそんなこと決めたんでしょうね
40年休ませてください。けどお金は十分に欲しいです←

みたいなクズいことを考えたくなりますよね。
3連休も終わり明日から仕事開始。
ということで、ですね。

頑張りますよ。友駿募集馬見解第2弾を←

今度は桑田牧場さん
私にとってはドグマくんやタレントゥーサちゃん。友駿民の皆様にとってはケイティマイヒメの一族がお世話になってる牧場さんですね。

何かとご縁のあるこの牧場の子ですし、しっかりチェックしたいと思います。

それでは、本日もよろしくお願い致します。

アルポルトの2021
 父ロジャーバローズ
 母父ルーラーシップ
美浦・上原博之厩舎 1,400万円 2/24生まれ
浦河・桑田牧場
体高141,胸囲153,管囲19.1,体重321 (21.10末)

コメント
【基礎情報】
サンデーサイレンス 3×4,Lyphard 5×5,Mr.Prospector 5×5,ノーザンテースト 5×5で母5歳時の初仔。

【兄弟】
なし

【ファミリーライン】
クラブ公式に記載のある通り、本来は4代母Much Too Riskyから触れるべきだと思うのですが
個人的には、曽祖母・リッチアフェアーが一番気になるところなのでこちらから。
なぜ気になるかと言えば、リッチアフェアーの産駒にシルク縁の名繁殖・プチノワールがいるからで。

プチノワールからは、我らがロエリちゃんの産みの親であり、ノーザン提携後のシルク初のGI馬・ローブエリタージュにブランノワール姉妹など活躍馬が多数出ていて。
デビューした馬が7頭中6頭勝ち上がりというアベレージ含めて素晴らしいですよね。
※現3歳のデュードメールは含まない。

この源になるのが冒頭のMuch Too Riskyな訳でして、競争馬としても繁殖としても超優秀なホワイトウォーターアフェアからヴィクトワールピサ、アサクサデンエンと2頭のGⅠ勝ち馬。
重賞勝ちならスウィフトカレント。オープン馬ならトーセンモナークと8頭中4頭がOP馬という化け物お母さんが誕生します。

そんな名血でありますから、桑田牧場さんも繁殖としての期待値を込めて5000万円という高額落札に踏み切ったものと思われます。

母にあたるアルポルトも未勝利ながらも新馬戦で後の重賞勝ち馬ランブリングアレーの2着になるなど素質はあったはずで。
その産駒となれば楽しみは尽きないと言えそうですよね。

【5代血統表等から一言】
ロジャーバローズと言えば、サートゥルナーリアにダノンキングリー、ヴェロックスの3頭が圧倒的な人気を集めた第86回日本ダービーの勝ち馬。
当時、青葉賞を逃げて勝ったリオンリオンの大逃げを見る形で実質単騎逃げに持ち込んだ同馬がダービーのタイトルを獲得したこと、穴馬であったことから、ややフロック感のあるお馬さんだと見られていたような気もします。

が、いかに当時が超高速馬場だったとは言え、2.22.6の勝ちタイムはなかなか出るものではありませんし、馬自体のポテンシャルはやはり高かったものと見て良いのかな?と思います。

ロジャーバローズというお父さんを血統分解していくと、目立つのはやはりLyphard 4×4で芝中距離適性を高めている点で
産駒も基本的にはこの傾向を受け継ぐのでは?と見ています。
友駿さんでは出てこないですが、ミスタチオン遺伝子的にはCT-TTがメインになるイメージですね。
また、さらに遡ると母系にHyperionを3本持っていて、父・ディープインパクトはHyperion5本と
Hyperionの権化みたいなお父さんになっています。(Hyperion祭りの血統で有名なのは名牝・フェアリードールだったりするんですが、フェアリードールの子たちも先行力に秀でた産駒が多かったですよね)

このHyperion。どんな特徴を持つかと言えば、その粘り腰と成長力。
瞬発力にはやや欠けるイメージで、そこを補うのがNasrullahだったりするんですが、そこはほとんど持たないのが特徴的ですね。
このように考えると、持続力を問われる展開になった86回日本ダービー(上り3F35.1)は適性がバッチリハマった結果だと言えそうですね。

また、血統の字面で言えば、母リトルブックは名牝ドナブリーニ(ジェンティルドンナ、ドナウブルー姉妹の母)と3/4同血。
日本における王道を突き進める可能性のありそうな血統です。

そんなロジャーバローズの相手に選ばれたのはアルポルトで、アルポルトの父がルーラーシップ。
ルーラーシップの母に当たる名牝・エアグルーヴはボトムラインとその父・トニービンからHyperionを4本も引き継いでいる血統構成で、所謂ナスペリオンを2本持つ形。
アルポルトの母・ガラアフェアーもナスペリオンを1本持っていて、長く良い脚を使うが身上の血統構成。

これらの背景から考えると、古馬の中長距離路線で先行しながら粘り込んでの競馬が得意そうな感じがしていて、
比較的馬場状態が良い状態でのローカル競馬場なんかで活躍の素地があると言えそうです。

ゆえに、期待するならば夏競馬でこそ
というタイプになるのではないか?と。

こうなってくると、ですが
気になるのは操縦性と気性、そして初仔故のサイズ感ですね。
(馬体的な適性も当然ですが)

募集コメントにおいては

「性格は人懐っこく、人からの指示もしっかりと待てるタイプ、リラックスしている時は甘えてきます。放牧地では精神的な落ち着もあり」

ということですので、ここまでは期待通りと言えそうですね。

最後に馬体写真。
上がリトルブックの2016(ロジャーバローズ)
FullSizeRender 
下がアルポルトの2021

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当歳馬なので馬体なんて変わっていきますから
参考程度ですが、
首さしの太さ、腹袋がしっかりしている部分、お尻の競り上がり方。脚長なロジャーバローズに対して、しっかりスクエアなアルポルト。
この辺りはロジャーバローズの写真との乖離点と言えそうですね。

となれば、距離適性はやや短めになるかもですね。1600-2000とかかな?
脚の感じは全体的に似ているので、この辺りはそこまでイメージからの乖離はなさそうです。

もしかすると、さらに短くなるかもしれませんが、先行力を武器にできそうな育成過程を辿ってくれていたら出資検討あっても良いのかな?というイメージですね。

あとはとにかく初子故のサイズ感。
この辺りを見極めながら様子見していきたいな、と考えたりしています。

はい、以上です!
本当は年末年始にUPする予定でしたが
しっかり寝正月をして気付けば早11日。

しっかり巻き直していきたいと思います。
引き続き、よろしくお願い致します。