おはようございます
久々にやります、GI本気予想。

秋のGIの開幕を告げる電撃戦。
一発目からしっかりと当てていきたいですね。

本日も宜しくお願いします。

【2022 スプリンターズS 最終結論】

◎13.メイケイエール
◯4.ダイアトニック
▲9.ナムラクレア
☆8.ファストフォース
△2.ジャンダルム

【10/1 中山芝傾向:隊列】
まずは昨日の最終コーナーでの上位3頭の位置取りは以下の通り。

1R ③①② 先手を取った3頭の決着。後方用無し。
4R ⑫⑤④ 2歳戦にしては早い1000m通過1.01.3に前総崩れ。仕掛けどころで動かなかった大知だけたまたま残った形。
5R ①④⑥ 津村が逃げて突き放し、その後ろを通した丸山に自力上位馬だった武史3着の構図。
9R ③①② 1000m通過1.05.1は今日の馬場ではひどすぎるレース。当然前決着。
10R ②③① 3F33.4のスピードから最後まで垂れず先行3頭決着の後ろは用無し。スプリンターズSへの布石になりうるレース。
11R ⑬⑨⑤ 吉田豊がレディバランタインをパンサラッサと勘違いした騎乗して前総崩れ。浜中の抜群なイン差しに外差し流れ込み。

基本的にはイン前決着の高速馬場といった印象。
特に、1200m戦の2鞍は
2歳未勝利
 11.9-10.8-11.3-11.6-11.4-12.4 (34.0-35.4=1.09.4)
勝浦特別(3歳2勝クラス)
 11.9-10.6-10.9-11.1-11.3-11.9 (33.4-34.3=1.07.7)

本当に最終週ですか…?笑

感覚的には馬場フラットで入りが早くなると外差しが効いてくる感覚ですね。
乗っている人間のメンタル的な部分とテンの早さをしっかり見ていく必要がありそうですね。


【10/1 中山芝傾向:血統】
高速馬場になると言うことは、サンデーサイレンスとKingmamboなわけです。

今日の中山芝で来たのは
父系:ディープインパクト系 4頭
父系:キングカメハメハ系 4頭
父系:ステイゴールド系 3頭
父系:モーリス 3頭
 ハーツクライ、ビーチパトロール(Kingmambo系)、Speightstown、マインドユアビスケッツ
で合計18頭。

なお、1200m戦においては、ジャスタウェイやキタサンブラック、オルフェーヴルなど少し長めの距離を走りそうな種牡馬が来ていることを考えると、ややタフな種牡馬を狙っておきたいところですね。

【スプリンターズS 過年度レースラップ】
続いて。過去10年のラップをチェック。

年度:勝ち馬(馬場状態)
1Fごと (走破タイム:前半3F,上がり3F)

2021:ピクシーナイト(良) ②④⑤ MスーパーF
11.7-10.6-11.0-11.1-11.3-11.4 (1.07.1:33.3-33.8)
 ※勝ち馬の上がり3F 33.4

2020:グランアレグリア(良) 15④16 MスーパーF
11.9-10.1-10.8-11.5-11.9-12.1 (1.08.3:32.8-35.5)
 ※勝ち馬の上がり3F 33.6

2019:タワーオブロンドン(良) ⑧①⑧ MスーパーF
11.9-10.1-10.8-11.3-11.2-11.8 (1.07.1:32.8-34.3)
 ※勝ち馬の上がり3F 33.5

2018:ファインニードル(稍重) ⑧②④ Once in a M
11.7-10.3-11.0-11.3-11.5-12.5 (1.08.3:33.0-35.3)
 ※勝ち馬の上がり3F 34.5

2017:レッドファルクス(良) 11⑦① Once in a M
11.9-10.8-11.2-10.9-11.1-11.7 (1.07.6:33.9-33.7)
 ※勝ち馬の上がり3F 33.0

2016:レッドファルクス(良) ⑦①④ Mアイル
11.8-10.5-11.1-11.2-11.2-11.8 (1.07.6:33.4-34.2)
 ※勝ち馬の上がり3F 33.5

2015:ストレイトガール(良) ⑨⑥12 ハクサンM
11.7-10.7-11.7-11.2-11.2-11.6 (1.08.1:34.1-34.0)
 ※勝ち馬の上がり3F 33.1

2014:スノードラゴン(良) ⑩⑩⑤ ※新潟 D.GoGo
11.9-10.5-11.3-11.9-11.3-11.9 (1.08.8:33.7-35.1)
 ※勝ち馬の上がり3F 33.9

2013:ロードカナロア(良) ⑤①⑤ ハクサンM
11.9-10.5-10.5-11.0-11.3-12.0 (1.07.2:32.9-34.3)
 ※勝ち馬の上がり3F 33.8

2012:ロードカナロア(良) ⑨⑤⑨ パドトロワ※
12.0-10.1-10.6-11.2-11.3-11.5 (1.06.7:32.7-34.0)
 ※勝ち馬の上がり3F 33.4

2011:カレンチャン(良) ⑥①③ パドトロワ
12.0-10.2-10.8-11.2-11.5-11.7 (1.07.4:33.0-34.4)
 ※勝ち馬の上がり3F 33.8

共通点は、08年のファインニードルを除いて33秒台であること。
と考えれば、勝ち馬は中山の急坂を、重たい斤量を背負いながら33秒台で駆け抜ける脚力。
これが一つ目のポイントになってきそうです。

2つ目は最終コーナーでの位置取り。
特に、1.07.5よりも早いタイムで決着した時(11,12,13,19,21)の最終コーナー着順を見ると
勝ち馬:⑥⑨
2着馬:①⑤①①④
3着馬:
ということで、基本的には後ろ用無しの展開になることがほとんど。
特に、馬券圏内に入った馬を考えると、5番手以内に位置した馬が10頭を占めており、
時計がかかるならば前にいる馬を買っておけ、と言わんばかりの結果に。

ちなみに、6番手以下で馬券に絡んだ馬は
12:カレンチャン
13:ロードカナロア、ドリームバレンチノ
19:タワーオブロンドン、ダノンスマッシュ
の5頭。

カレンチャン:重賞5勝(うちGⅠ 2勝)
ロードカナロア:重賞9勝(うちGⅠ 6勝)
タワーオブロンドン:重賞5勝(うちGⅠ 5勝)
ダノンスマッシュ:重賞8勝(うちGⅠ 2勝)
ドリームバレンチノ:重賞5勝(うちJpnⅠ 1勝)

まぁとんでもない馬しかいないわけです。
ドリームバレンチノだけちょっと毛色が違いますけど笑

今年の馬場を踏まえて、ハイラップになると読むのであれば、
★最終コーナーで5番手以内にいる馬
あるいは、
★重賞を5勝以上できるポテンシャルを有する馬
のいずれかを買うしかない、という結論に。

そうでないにせよ、基本的には後ろは用無しなのがスプリンターズS。
グランアレグリアとレッドファルクスは別枠として、アウィルアウェイのようなケースはもう事故と捉えて考えるのがスプリンターズSを的中させるポイントではないか

と言うのが過去レースからの結論です。

また、特殊ケースとして、下線をふった3レース(15,17,21)を取り上げますと
これら3年は平行ラップ(スタート3Fと上がり3Fの差が±0.5以内と定義)になった年。
こうなってくると、馬群が凝縮してシンプルな脚力勝負になるためか、逆に先行集団が飲み込まれる形になります。
 17年:11番手、7番手、1番手
 15年:9番手、6番手、12番手

※21年は超高速馬場なので別枠。

展開読みをする中で、タフ馬場で平行ラップになると考えるならば外差し。
逆に、スピード決着になるなら前々決着。

このような形を考えるべきだよね、と言うことになるかと思います。

【隊列展望】
続いて隊列予想。
今回は強烈な逃げ馬が1頭しかいないんですね。
今年の予想をする上でポイントになると思ってますが、逃げたいのは1.テイエムスパーダでまず間違い無いでしょう。2走前の日本レコード。
アンタッチャブルレコードを作ったのと同時に馬を壊したあのレースですが、もうあの形しかこの子は出来なくなっているはず。

そこに対して競りかけて行きたいのが、
2.ジャンダルム、4.ダイアトニック、8.ファストフォースの3頭で、これらを見る形で13.メイケイエール。

一列置いた3番手集団を取りたい馬は案外多く、
3.メイショウ、7.ウイン、9.ナムラ、12.ヴェント、15.シュネル、16.マリアズハートあたり。

これらを見る形で、10.タイセイ、11.トゥラがいて、後方一気にかける5.エイティーン、6.ナランフレグ、14.ラヴィングアンサー。

隊列に落とし込むとこんな感じかな?

1  2   3  7     6          5
  4 8  9 10 11  14
      13   12 16  15 

結構馬群が凝縮するんじゃないかな?と言う読みで考えていますが、概ねこんな感覚。

この後後述しますが、場合によっては

4 1 3 7    6          5
  2  8 9 10 11 14
     13  12 16  15

こんな隊列も有り得るかと思いますが、
これはまた後のお話。

【考察】
ここでは2つの観点から予想を展開します。

1つ目は、先行争いの結末について。
2つ目は、勝ち馬予想。です。

①先行争い
私が今回逃げ番手を想定しているのは以下4頭。

1.テイエムスパーダ
2.ジャンダルム
4.ダイアトニック
8.ファストフォース

これら4頭の過去レースにおけるテンラップを確認していきます。

1.テイエムスパーダ
 北九州記念:11.7-11.3
 CBC賞:11.4-10.0

2.ジャンダルム
 高松宮記念:12.1-10.3
 オーシャンS:11.9-10.6
 21年春雷S:11.8-10.5

4.ダイアトニック
 22年安田記念:12.2-11.0
 22年阪急杯:12.2-10.6
 20年函館SS:12.0-10.4
 20年宮記念:12.1-10.8

8.ファストフォース
 セントウルS:11.8-10.2
 阪神C:12.2-11.1
 京成杯:12.3-10.8

【参考】
3.メイショウミモザ
 21年巌流島S:11.7-10.2
 20年浜松S:12.2-10.2

7.ウインマーベル
 キーンランドC:12.2-10.9

 ※メイケイエールの可能性もありますが、やった時はこの子のマイルの可能性を潰す凸逃げ、なりふり構わぬGI奪取策になると思うので、先を見据えているであろう池添騎手がやると思えず、ここでは議論しないことにします。

やはり一番早いのはテイエムだと思うのですが、ここまで本気のガシ追いをせずともこのタイムが出せているダイアトニックがその気になればハナを奪えそうな感じですし、もっと言えば、脚質転換に成功しているのでやらないとは思いますがメイショウミモザあたりも先手は取れてもいいんですよね。

ここ最近のファストフォースは1F目は5-6番手だけど、他の馬が落ち着かせるタイミングでさらに押して番手を取りにいく競馬。
と考えれば、逃げという感じはしないですし、
ジャンダルムはインポケないし外2を取りたいでしょうからメイショウを生かせる感じ。

ということで、上記の2パターンを想定に置いております。

その後はかなり流動的ですが、
中段でいい馬、後ろに控えたい馬がはっきりしたメンバー構成なので、
多少の誤差はあるにせよ上記の隊列かな?と思います。

②勝ち馬選定。
まず想定されるレースタイムですが、
今日の2勝クラス勝浦特別ですら1.07.7の好タイムでしたから1.07.0前後になってくると想定しています。

そう考えると、勝ち馬の条件は、
A.5番手までにいる馬か
B.重賞を5つくらい勝てるレベルのポテンシャルを持つ馬の誰か
であり、加えて、
C.上がり3Fを33秒台でまとめ上げる脚力。
が絶対条件。

AorBかつCの観点で整理して行きます。

※逃げ切ってスプリンターズSを制した馬は過去10年いないですが、2着は3回ありますから候補に残しておきたいと思っています。

Aに想定されるのは以下5頭
 テイエムスパーダ
 ジャンダルム
 ダイアトニック
 ファストフォース
 メイケイエール
  ※次点に、メイショウミモザ、ウインマーベル、ナムラクレア、ヴェントヴォーチェから1-2頭。

B.ハイポテンシャルホース
 ダイアトニック
 ナムラクレア
 タイセイビジョン
 メイケイエール
 シュネルマイスター

合計12頭←

なんですが、グランアレグリアでも無い限り後ろは用無しと考えると、削りたいのがシュネルマイスターとタイセイビジョン。

シュネルマイスターはあくまで目標はこの後のマイルCSで、ここを取るための無謀な先行策をするとは思えません。となれば10番低下濃厚で厳しいかな?と。

タイセイビジョンも同様で、ここ数戦は最終コーナー通過順位が10番前後。
今回、枠並びが非常によく1桁を確保しに行こうと思えばできそうなんですが、それが出来てもあって3着かな、と。

残す10頭について。
AとBを踏まえ、敢えて残していた最後の1ピースが、C.上り3Fを33秒台で駆け抜けることができるかどうか、でして、ここは必要条件だと思っています。
なので、AorBかつCである必要がある、という整理なんですが。

1頭ずつ見て行きましょう。

1.テイエムスパーダ
 CBC賞 34.0 斤量48Kg

2.ジャンダルム
 21年春雷S 33.8 斤量57Kg

3.メイショウミモザ
 阪神牝馬S 33.7 斤量54Kg ※マイル

4.ダイアトニック
 20年高松宮記念 33.8 斤量57Kg

7.ウインマーベル
 橘S 33.9 斤量56K

8.ファストフォース
 セントウルS 34.0 斤量56Kg

9.ナムラクレア
 北九州記念 33.6 斤量53Kg(どん詰まり)

12.ヴェントヴォーチェ
 22年春雷S 33.1 斤量55Kg

13.メイケイエール
 セントウルS 32.9 斤量55Kg


ということで、この時点で6頭まで勝ち馬候補が絞られました。

1-2.ジャンダルム
2-4.ダイアトニック
4-7.ウインマーベル
5-9.ナムラクレア
6-12.ヴェントヴォーチェ
7-13.メイケイエール

この6頭には何かしらの形で印を打っていく形にします。
あとは馬場傾向。とにかくタイムが早いので、基本的にはSSかキンカメなんです。
パフォーマンスを上げてきそうなのが
2-4.ダイアトニック
5-9.ナムラクレア
7-13.メイケイエールの3頭。

ということで、纏めます。

1-1.テイエムスパーダ A◯B×C×血統×…無
1-2.ジャンダルム A◯B×C◯血統×…☆
2-3.メイショウミモザ A△B×C△血統△…無
2-4.ダイアトニック A◯B◯C◯血統◯…◯
4-7.ウインマーベル A△B×C◯血統×…△
4-8.ファストフォース A.◯B×C△血統◯…☆
5-9.ナムラクレア A×B◯C◯血統◯…▲
6-12.ヴェントヴォーチェ A.△B×C◯血統×…△
7-13.メイケイエール A◯B◯C◉血統◯…◎

その他の人気馬
15.シュネルマイスター  A.×B◯C◯血統×…△
6.ナランフレグ  A×B△C◯血統×…△
10.タイセイビジョン  A.×B◯C◯血統×…△

はい。ということで。
前走で前付けから上がり3F32.9を出した化け物を変に嫌うことは、私にはできませんでした。
本命は◎13.メイケイエールです。
色々気性とかに問題があって、2:40現在で2.5倍もついてます。

1倍台だと思ってました。笑

これだけ着くなら単勝を買いたいです。
2回に1回は勝つよ、たぶん。

対抗には、意外にもほぼ全ての条件をぎりぎり満たしていく◯4.ダイアトニック
ここまで常々、外枠だったんですが、ここにきて内枠を引く強運。結構条件揃ってる感じがしています。

そして、単穴には▲9.ナムラクレア。
前走、あのひどい騎乗で3着にきたのは実力の証明。まともなら突き抜けてたし、33秒台前半じゃ無いだろうか。
桜花賞でも3着した実力馬が、ここでその真価を発揮しても不思議ではありません。

以下、抑えになりますが印を回したいのは2頭。
1頭目は、前走でメイケイエールに喰らい付いた☆8.ファストフォース
2頭目は、今回インポケで展開利を見込めそうな△2.ジャンダルムまで。

3着候補は一杯で、
6.ナラン、7.ウイン、10.タイセイ、11.トゥラ、12.ヴェント、15.シュネルの6頭までですが、多分私は買いません笑

めちゃくちゃ勝ってたら三連単買うかもくらい。

ということで、纏め再掲。

◎13.メイケイエール
◯4.ダイアトニック
▲9.ナムラクレア
☆8.ファストフォース
△2.ジャンダルム

最後に推奨馬券です。

2.5倍つくなら13.メイケイエールの単勝1点です。

あとはある程度オッズがつくので、買うとしたら複勝代わりの13-4,9の連と13-4のWで3点まで。

具体的な馬券イメージはこんな感じ。

FullSizeRender

単勝で1.5倍確定
ナムラとセットで決まったら合成3倍
ダイアトニックと決まったら合成4.5-5倍

めちゃくちゃ儲かってた時のおまけは
13-4,9-2,4,6,7,8,9,10,11,12 …16点
13-2,6,7,8,9,10,11,12-4,9 …14点
9-13-2,4,6,7,8,10,11,12 …8点
の三連単にするか

13=9=2,4,8,10,11,12の三連複6点本線
13=4=2,6,7,8,10,11,12,15の8点を1枚抑える形
をとってるかなぁと思います。

はい、推奨馬券としては以上でございます。

皆様の馬券のお役に立てることをお祈りしております。

さて、最後にですが、
一部のマニアックなファンの皆様へ送るあっしーさんの個人馬券コーナーでございます。

こちらです。
◉18.グランアレグリア

単1万円で。

いや、だって強いもん。
なんかもう別格。
ぴえん丸。
15番手から差し切るのは流石にあたおか。

見える人には見えている幻の9番枠。
今、中山の9番枠が熱い。

えー…うん…あの…はい。
切れ味悪くてごめんなさい。笑

ご拝読ありがとうございました。
今後とも宜しくお願い致します