シルク募集馬検討会。書き溜めって大事ですよね笑
はい、第5弾です。
今日と明日は新種牡馬ゾーン
G1の動画を見てからというもの、私の中で評価急上昇中のサトノクラウン産駒です。

<時代考証>
サトノクラウン産駒はこの世代が1世代目
どうしても同馬主で同じ年に種牡馬デビューしたサトノダイヤモンドに話題を持っていかれがちですが
この馬もなかなかどうしてというか最後の1年がなかったらもっと凄かったんじゃないかな?

その成績は新馬戦で東京コースを勝ち上がると直後に東スポ杯2歳SでRムーアを背に勝ち切り
弥生賞も福永騎手を背に3連勝を飾って1人気で皐月賞へ。
不利を受けて6着となるもダービーでは上り最速の3着で世代上位の実力を発揮。
その後、3歳ながらに天皇賞・秋に挑んで7着と敗れるも古馬初戦は京都記念で久々の勝利。

QE2世Sで惨敗すると少し低迷期へ。宝塚記念6着、天皇賞秋で14着。
終わりかけたかと思いきや香港ヴァーズでJモレイラを背に覚醒。
ハイランドリールを下してG1勝馬の称号を手に入れます。
※ハイランドリールは香港ヴァーズ2勝やBCターフを含むGⅠ7勝馬です。

日本に帰って京都記念を制すると大阪杯を6着したのち、宝塚記念を制し念願の国内GⅠ制覇
秋初戦の天皇賞秋で2着。すごい成績ですよね。
その後は精細を欠く走りを続けてしまいますが、ここまで書いた成績は間違いなく名馬のそれで。

種牡馬入りが1年遅れたことで話題性は負けるものの、この馬の最大のセールスポイントは血統表の中にサンデーサイレンスもKingmamboもいないことでしょう。
それでいて日本の東京で上り最速を記録。
日本国内にあふれるディープ(サンデー)、キンカメ(Kingmambo)のファーストチョイス足りうる種牡馬でポテンシャルを有すると思っていますし

突然変異的な馬ではなく、牝系もしっかりしていますから種牡馬としてやっていける可能性も高そうで、個人的に期待の大きな1頭です。

ちなみに初年度産駒は100万円で207頭の馬に種付けを実施したようで。
種付け料の低さから繁殖の質はわかりませんが、いつか大物を出してほしいですね。
その前に出資するぞ…!!笑

では見ていきましょう。

オーロラエンブレムの2020
 父サトノクラウン
 母父ディープインパクト
美浦・宮田敬介厩舎 2000万円 3/11生まれ

コメント
Mr.Prospector 5×5のクロス持ち母6歳時の初仔です。
ウイポ的に言えばお披露目配合、というやつでしょうかね。

いや、もうあれですよ。
抽優馬候補の筆頭格ですよ。
なんといってもお母さんは大好きなブラックエンブレムにディープインパクトをつけたオーロラエンブレムですよ。
そこにうだうだと期待している理由を垂れ流したサトノクラウンですよ。
いくっきゃねぇ。ヒカルアマランサスぅ…

はい、ではとりあえず。

この子に関してはお母さんのブラックエンブレムは私の贔屓馬です。
秋華賞買ってくれたのは本当にうれしかった。
そんなお母さんの子に出資したくてシルクに入ったんですよ。

奇跡的に出資できてよかったな、ということなんですが
まぁそれはそれとして。

5代血統表の中では現れないんですが、
実はブラックエンブレムはコテコテのクロス血統
ミスプロの5×5×6×6、重要血統であるSir Ivor 6×6×6みたいな感じになるようで。
サトノクラウンがBuckpasserのクロスとNortern Dancerのクロス持ってましたし、見た目以上に様々なクロスが発生しているのがこの子ということです。

ブラックエンブレムの血筋であるということ、初仔であることを考えると
この子の懸念材料はもう馬格と言って過言ではないでしょう。

お父さんの種付料が高くはないので、そんなに募集価格も高くはならないでしょうし。
ひたすらに狙いたいです。はい。たぶん行きます。笑

動画見るのが飛んでもなく楽しみです。

シンシアズブレスの2020
 父サトノクラウン
 母父ダイワメジャー
美浦・高木登厩舎 1500万円 4/7生まれ

コメント
Mr.Prospector 5×4,Northern Dancer 5×5で母7歳時のこちらも初仔。

シンシアズブレスの母クラウンピースの産駒は~3頭目まではスペシャルウィークで有名は臼田氏の所有、4代目リーチザクラウンが西山社長。
5世代目以降はシルク募集。それぞれの結果は
父ハービンジャー(牝)2500万円_未勝利
父ダイワメジャー(牝)2000万円_1勝※当馬
父ゼンノロブロイ(牝)1200万円_未勝利
最後はシゲルの森中さんとシルクで募集がかかることの多い定番血統

母系を確認していくと曾祖母のクラシッククラウンが競走馬としても優秀で。
フリゼットSにガゼルHとGⅠ2勝。
シアトルスルー産駒の祖母クラウンピースも名品でスペシャルウィーク産駒のクラウンプリンセスが7勝、そして何と言っても06年産駒3強と呼ばれたリーチザクラウンもいますね。

まぁ何が言いたいかって牝系はしっかり筋が通っていますね、ということ。
その一族からリーチザクラウンを出すなど早い段階から戦える牝系にダイワメジャー産駒をつけてより早熟性を高めた母に
自身も2歳戦から連勝を続け、その牝系から2歳戦を制した馬を多数輩出するサトノクラウン。
とにかく早期からの活躍を期待したいところ。

となれば、生まれが4月と言うことで遅くもないが早くもないみたいな時期ですし、尺測に注意を払ってみていきたいですね。

ネオヴィクトリアの2020
 父サトノクラウン
 母父ディープインパクト
栗東・大久保隆志厩舎 2200万円 5/2生まれ

コメント
Mr.Prospector 5×5のクロス持ちで母10歳時の第3仔で3連産目。

初仔のグランデモルナカはロードカナロア産駒でサンデーRで4000万円募集。先日見事に未勝利をクリアしましたね。
2番仔のナウヴィクトリアはリーチザクラウン産駒の牝馬でグリーンFにて1000万円での募集

牝系を確認していきますと、 曽祖母のマリスターⅡが優秀。
初仔のディアアドマイヤからはローズS2着のワイルドラズベリー。ワイルドラズベリーからはプロキオンS2着のミッキーワイルド
2番仔のピンクパピヨンからは重賞で馬券圏内を複数記録したカフナ、3番仔マルロスは自身が新潟2歳S3着
祖母の4番仔ピンクリップスからはOPクラスで活躍したシュンヴァルカン。
極め付けは7番仔のベッラレイアでしょう。G1勝ちこそないもののオークス2着にエリザベス女王杯3着と芝の中距離で世代トップクラスの実力を示したお馬さん

牝系には確かなものがあり、おそらくそこまで価格も高騰しないとなれば厩舎次第では大人気確実なのでしょうね

サトノダイヤモンドの影に隠れて人気しないのであれば少し狙ってみたい気持ちも…笑

牡馬に出たことと半姉との種牡馬の価格差、シルクブランドを考慮すると1800-2500万円くらいになりますでしょうか
本当にそうなら金額的には決して無理な価格設定ではありませんので、動画などを見た上で、もし中間段階で人気していないようなら出資チャレンジに乗り出してみたくなる1頭だと考えています。

はい、以上です。

贔屓枠★オーロラエンブレム
はい、ここの評価はこんなところ←

本日は以上です。
明日以降もよろしくお願いいたします!!